しばらくぶりの更新です。
実はホビーショップてづかさんで行われたガチコン(ガチのコンペ)に参戦しておりました。
審査に公正を期するため、制作状況をブログアップできずにいました。... まあ、それだけが更新してなかった理由ではないのですが(^-^;
今回のガチコンのテーマはバイクモデル!
うむ、初挑戦です。
一度も作ったことがありません。
選んだキットは154
タミヤ1/12 HONDA CBR1100XX SUPER BLACK BIRD です。
特に思い入れがあったわけではありません。
初めてのバイクモデル→ネイキッドでは細かな粗が目立つだろう→フルカウルだな→レーシング仕様も格好いいな→デカールうまく貼れるかな?→市販モデルにしよう→だったら速くて格好いいのがいい... 
とまあ、こんな流れで最終的にはドゥカティ916と悩みつつ、こちらにしました。
決め手のひとつとなったのはカラーリングです。
やってみたかったことがありまして、無謀にもここで挑戦を。
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全てを書くと切りがないので、また改めて見直すと使える写真が少ないので、制作過程は割愛。
今回のチャレンジはガイアのプレミアムミラークロームを用いたキャンディ塗装です。
通常、この手のメッキ調塗料は、クリアーでのオーバーコートやキャンディ塗装には向かないとされています。
しかし、金属粒子が粗いメタリック塗装では、ブラックバードにラインナップされているミュートスマゼンタメタリックには見えないのです。
そんなとき、定期講読しているホビージャパンに、プレミアムミラークロームからのキャンディ塗装を施されているキュベレイの作例が掲載されていました。
今回はそちらを参考にカウルの塗装をしてみることに。
工程としては、
①ペーパーがけ、ヒケ処理
②黒サフ→コンパウンド→ガイアExクリアー→コンパウンド
③プレミアムミラークローム
④こころゆくまで(納得できる鏡面になるまで)②~③をやり直し
⑤ガイアプレミアムレッド→コンパウンド
⑥ガイアEx クリアー→デカール
ガイアEx クリアー×4(途中中研ぎ入れる)
という感じです。
とにかくこの作業にほとんどの時間を持っていかれました。
その他、マフラー等の合わせ目消しの必要なメッキパーツはメッキを剥がし、合わせ目の処理をしたあとにプレミアムミラークロームで塗り直し。
ブレーキディスクやフロントフェンダー等の開口。
リベットを削り、メタルパーツに置換え。
パイピングはより細いものに置換え。

ここまでを締め切りに間に合わせるために、年末年始は2時や3時まで作業をしていました。
いやあ、しんどかった(-_-;)
締め切り1週間前に、カウルの取り付けでビス止めをしたところ、ビスがあたる部分の塗膜が削れるハプニング。
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かなり血の気が引きました。
TPC メンバーのDingさんはじめ、メンバーLINEで相談に乗ってもらいました。
なんとかプレミアムレッドの筆塗りからのコンパウンド処理で事なきを得ました。

こうして出来上がったブラックバード、
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(スミマセン、てづかさんの店長ブログから拝借してしまいました)
エントリー10名中6位!
... これは嬉しい!
皆さんの作品を実際に店頭で拝見して、場違いなところに手を出してしまった感に押し潰されていたのですが、思った以上に評価していただいて驚いています。

表面処理や細かな塗り分けの効果など、今回身に付けたことは少なくありません。
この経験をこれからの作品に生かすことができれば、ちょっとレベルアップできるでしょうか。

相談に乗ってくださった皆さん、審査してくださった皆さん、そしてこの場をご用意くださったてづかさん、全ての皆さんに一人残らず感謝申し上げます!